True Azure
ちょっと待て!
いきなりキスしたし!
さっきニヤッってしたよね!?
なんなんだー
こいつは!!
「あっ興奮しないでね?あとタバコも没収~それ以上がんが酷くなったらダメだからね。」
そう言って奴はあたしの胸ポケットに入ってるタバコを奪い取った。
「ちょっ!返してよ!」
「これは没収だって言ったよね?だいたいタバコなんか吸ってるから肺がんになるんだよー?」
「そんなのあたしの勝手じゃん!」
「僕は親父から正式に遊愛の“主治医”って言われてるんだよ?僕の患者なんだから生きる希望を持ってよね~」
「なっ!あんたがあたしの主治医!?ふざけてるの!?」
「ふざけてなんかないよ~?むしろ僕が主治医で感謝してほしいな。僕だけだよ?1人の患者にここまでするの。」
「どういう意味よ?」
「僕って、アメリカの学校飛び級で卒業してるし医師免許も持ってるんだよね~。で、遊愛のためにこの学校に編入までしちゃった★この話聞いたら感謝する気になったでしょ?」
ままま、マジですか!
なんか凄い人来たぁぁぁああ!!