【短編】遥か向こう【実話】
後ろには何もないと思った?


違うよ。




同じところにいたい。


いつも並んでいたい。




そう願ってたのに

どんどん私は置いていかれる。





あの海を見ていたとき。



同等の立場だと思ってた。




それが間違いだったのかな。






けどね、



それでも私の思いは変わらないよ。




最高の友達。



最高の誇れる友達。
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