君の笑顔が


「あなたは…高3か大1?…多分大1よね」


「うん!よくわかったね!」


「だから大人っぽいからだって!」


「そっか!よかった!」


つい言葉に出してしまった。


「え?」


「あ、うんん!」


ユキに近づけたのかな?
初めより打ち解けてるとは思うけど。


「やっぱりあなたって変」


「えぇ?そう?」


ユキに変て言われた…。


「てか、ユキはなんで俺を"あなた"って言うの?」


「え?」


「名前言ったよな?」


「…そうだっけ?」


は?
あれ言ってないっけ?
いや、言ったはず。

記憶力悪いのか?


「うん。ま、いいや。俺は石塚雅也」


「いしづかまさや…」


「うん!雅也って呼んでよ!」


「…雅也」


おぉ!
ユキに名前で呼ばれた。
めっちゃ嬉しい!


「うん。ユキ♪」


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