君の笑顔が


「なぁ、また会えない?」


「…え?」


「ユキ」


「別にいいけど」


「まじ?」


「うん」


よっしゃー。
ユキとの接点ができた。


「メアド…聞いてもいい?」


「…うん」


メアドをゲットした。


「…ユキ…?どうした?」


「…やっぱりあなたも同じなのね。」


「え?」


「ナンパなんてバカバカしい。あなたもそうでしょ?みんなそう。もう、あなたなんてどうでもいい。知らない。」


「ユキ?…ユキっ?」


ユキはそう言って出ていってしまった。


回りの視線が痛かった。

だからカフェを出た。


ユキ?

辺りを見渡してももうユキの姿はなかった。


「ユキ…」



思い足取りで家路を帰った。


ユキ。



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