君の笑顔が
家につき、死んだかのようにベッドにダイブした。
俺、なんかしちゃったかな…。
『ナンパなんてバカバカしい。あなたもそうでしょ?みんなそう。もう、あなたなんてどうでもいい。知らない。』
ユキは確かにナンパっつったよな?
ナンパ…?
ナンパされんのか?
"あなたもそうでしょ?"
"もう、あなたなんてどうでもいい"
1番こたえたな。
やっぱユキが気になる。
メアドも電話番号も交換したから分かるけど…。
メールや電話でなんか済ませたくない。
でも、いつどこで会えるかなんかわからない。
「…」
ユキに電話を掛けた。
「…」
プルルルル プルルルル
発信音が長く感じる。
『お留守番サービスに接続します。合図の音がなりましたら3分以内で伝言をどうぞ。』
やっぱりでないか…。
「俺、雅也だけど。」
…何を言えばいいかな…。