1日一万円のサンタクロース【完】

「へー感じちゃった?」


「そ、そんなんじゃ」


って待ってよ!何か展開速すぎない!?

何で来てそくこんな事されなきゃいけないのよ!


「嘘つくのはよくないね?」

男はまた顔を埋め


チクッ


「いっ」

な、何!?今の


「それで外出ない方がいいよ」


「え?」


首をトントンと人差し指で当てる


「鏡見てきな?」


「へ?」


あたしは膝から解放してもらい洗面所へと向かった


首筋を鏡で見てみると

赤く染まったところが一つ

これって

「ぎゃぁぁぁぁ!!」


「そんなに驚くほどのものか?」


「何でこんなもの」


「俺のって印」


「意味分からんわぁ!」
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