私の王子様。

凄くドキドキしてる。
だって、こんな表情をする貴之くんを見るのは初めてだから。


「好き・・・大好き!!」


やっと言えた。



貴之くんはそっとキスしてくれた。

でも

だんだんとキスも荒々しくなってきて
え・・・怖いよ・・・

貴之くん、どうしたの??

イヤ・・・ヤ・・


「やめてっ!!」


いつの間にか私は泣きながら大声を出した。



「ごめん・・・
俺・・・もう妄想の中のようにできない・・・」













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