臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
「麻由子ちゃん、いらっしゃい!」
航平の家に着くとにこやかな笑顔の美里が玄関で出迎えた。
美里の顔を見て、麻由子は今日初めて自然な笑顔が出た。美里は頼りになるお姉さん的存在で少し強引なところはあるが、安心出来る人だと感じていた。
「こんにちは。今日はお招きいただき、ありがとうございます。お邪魔します」
「どうぞ、どうぞ。狭いところだけだ、入って」
美里の案内でリビングに行くと、天井に届きそうなくらい大きいクリスマスツリーが目に入った。電飾もしてあって、カラフルに光っている。
「わあ~!大きい!きれいなツリーですね!」
「もう何年も使っている古いツリーなのよ」
麻由子は背後から聞こえた初めて聞く声にハッと振り返る。
航平の母親がシャンパングラスをのせたトレイを持って、立っていた。
航平の家に着くとにこやかな笑顔の美里が玄関で出迎えた。
美里の顔を見て、麻由子は今日初めて自然な笑顔が出た。美里は頼りになるお姉さん的存在で少し強引なところはあるが、安心出来る人だと感じていた。
「こんにちは。今日はお招きいただき、ありがとうございます。お邪魔します」
「どうぞ、どうぞ。狭いところだけだ、入って」
美里の案内でリビングに行くと、天井に届きそうなくらい大きいクリスマスツリーが目に入った。電飾もしてあって、カラフルに光っている。
「わあ~!大きい!きれいなツリーですね!」
「もう何年も使っている古いツリーなのよ」
麻由子は背後から聞こえた初めて聞く声にハッと振り返る。
航平の母親がシャンパングラスをのせたトレイを持って、立っていた。