臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
抱きたい
麻由子はゆっくり、ゆっくり…ゆ~っくりとバスタイムを楽しむ。
出てからどうしたらいいのか湯船に浸かり、ずっと悩んでいたのである。答えは出なかったが。
その間、航平は「遅い」「長過ぎる」と何度呟いたことだろう。
ゆっくり入ったせいで、少々のぼせてしまった麻由子は赤い顔でふらつきながら、リビングに入ってきた。航平はこたつに入って、テレビを見ていた。
「ちょっと、大丈夫?何でそんなになるまで入ってるの…」
航平は呆れる。
「だって…」
突然の展開に頭がついていけなくて、ただ悩んでいた。
「ふぅ。髪の毛、乾かしてあげるからこっちにおいでよ」
「え?いえ、自分で出来ます」
「いいから!」
強引に引っ張られて、こたつから出た航平の足の間に座らされた。
出てからどうしたらいいのか湯船に浸かり、ずっと悩んでいたのである。答えは出なかったが。
その間、航平は「遅い」「長過ぎる」と何度呟いたことだろう。
ゆっくり入ったせいで、少々のぼせてしまった麻由子は赤い顔でふらつきながら、リビングに入ってきた。航平はこたつに入って、テレビを見ていた。
「ちょっと、大丈夫?何でそんなになるまで入ってるの…」
航平は呆れる。
「だって…」
突然の展開に頭がついていけなくて、ただ悩んでいた。
「ふぅ。髪の毛、乾かしてあげるからこっちにおいでよ」
「え?いえ、自分で出来ます」
「いいから!」
強引に引っ張られて、こたつから出た航平の足の間に座らされた。