臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
航平と並んで歩く麻由子の心臓はかなりの速度で動き出す。天気予報でない話が出てきた!
「あ、はい。大阪まで行かれるんですよね?」
頑張って、出来るだけ長く話すように続ける。「はい」だけでは、会話が終了してしまう恐れがあるから。
「うん、日帰りだから、結構きついんだけどね」
苦笑いする。
「確かに日帰りだと疲れますよね。頑張ってください」
あ、話を終わらせてしまった?
麻由子は少し落胆したけど…
「買える時間があるか厳しいんだけど、買えたらお土産買ってくるからね」
嬉しいことに、航平が話を繋げた。話は終わってない。まだ続けられる。麻由子の心が弾む。
でも…
「そんな、忙しいのに悪いですよ」
かなり恐縮した。
「あ、はい。大阪まで行かれるんですよね?」
頑張って、出来るだけ長く話すように続ける。「はい」だけでは、会話が終了してしまう恐れがあるから。
「うん、日帰りだから、結構きついんだけどね」
苦笑いする。
「確かに日帰りだと疲れますよね。頑張ってください」
あ、話を終わらせてしまった?
麻由子は少し落胆したけど…
「買える時間があるか厳しいんだけど、買えたらお土産買ってくるからね」
嬉しいことに、航平が話を繋げた。話は終わってない。まだ続けられる。麻由子の心が弾む。
でも…
「そんな、忙しいのに悪いですよ」
かなり恐縮した。