臆病な恋心~オフィスで甘く守られて~
「美味しそう。卵入れようかな」
冷蔵庫から出した卵を割って、真ん中に落とした。半熟になったところで火を止め、完成。
「美味しい!」
具合が悪い人とは思えない速さで食べていく。
ピンポーン
こんな時間に誰だろう?新聞の勧誘かな?
箸を持ったままで、インターホンのモニターを見た。そして、そこに映る人物を見て驚いた。
「は、はい…」
声が上擦る。予想もしない人物だったからだ。
「速水だけど」
「は、はい」
名乗られなくても航平だと見て、分かる。
「大丈夫?姉ちゃんからお見舞いを預かってきたんだけど、少しいいかな?」
「はい!今開けますね。お待ちください」
冷蔵庫から出した卵を割って、真ん中に落とした。半熟になったところで火を止め、完成。
「美味しい!」
具合が悪い人とは思えない速さで食べていく。
ピンポーン
こんな時間に誰だろう?新聞の勧誘かな?
箸を持ったままで、インターホンのモニターを見た。そして、そこに映る人物を見て驚いた。
「は、はい…」
声が上擦る。予想もしない人物だったからだ。
「速水だけど」
「は、はい」
名乗られなくても航平だと見て、分かる。
「大丈夫?姉ちゃんからお見舞いを預かってきたんだけど、少しいいかな?」
「はい!今開けますね。お待ちください」