カノンとあいつ
シュール・シュール
── 私にはもう誤魔化す事なんて出来ない……。
分かったわ……。
准………ごめんね?
もういいの………。
─── 准はあの日死んだ。
そうでしょ……准?
何であんな事したの?
私、怖かったのよ………
電話が鳴ったの。
冷たい雨の日だった。
なんで?
私もう、忘れようとしてたのに…………
誰のせいでもなかったのよ?
「准?」
「ねぇ准…………」
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