前席の彼。
その時隙間から見ていたはずなのに
突然優雅がこっちを
5秒ほどみた。
涙が溢れてきた。
苦しくなって私は走ってその場を後にした。
その夜優雅からめーるが着た。
「お前大丈夫か!?」
「何で?」
「今日泣いてたろ」
「知らない、あんなとこでいちゃついてたからおかしくなって」
「嘘つくなよ」
「麻衣と居るのが悔しくてだろ」
「なわけないじゃん(笑)」
「私は心から応援してるから。」
「そっか」
「おやすみ」
「うん、おやすみ。」