恋獄 ~ 紅き情炎の檻 ~
花澄は秘所を襲った刺激に絶叫した。
敏感な花芽を綿棒の先で刺激され、体の奥からどぱっと熱いものが溢れ出す。
指とも舌とも違うその刺激に、花澄は一瞬で昇りつめた。
真っ白になった意識の中、さらに指と舌で立て続けに刺激を与えられ、腰がまるで別の生き物になったかのようにびくびくと大きく震える。
「はぁっ、ゃあっ、あ……ぁあ────っ!」
身も世もなく叫び、脱力した花澄の顔を、環が愛おしげに見つめる。
凄絶な色気に染まったその瞳に、全てが引き込まれていく。
────抵抗など、できない。
環は歓びの涙を流す花澄をじっと見つめていたが、やがてくっと瞳を歪め、花澄の体をかき抱いた。
息も止まらんばかりに抱きしめられ、その温かい肌の感触に心が震える。
「……可愛い。お前はどうして、こんなに可愛い?」
「環……っ」
「お前が可愛くて堪らない。お前を離したくない。離れたくない。……花澄、このまま一緒に、おれと……っ」