恋獄 ~ 白き背徳の鎖 ~
花澄は濡れた瞳で雪也を見上げた。
……雪也の傍に、いたい。
雪也の隣で笑っているのは、自分だけでありたい。
誰にも、雪也を渡したくない────。
心の底から迸る熱い想い。
これまで誰にも感じたことのない、自分でも制御できないほどの激しい欲望。
花澄はその激しさに戦き、喉を震わせた。
自分の心の中に、こんな気持ちがあったなんて……。
雪也の指はしだいに花澄の中に埋まり、感じる部分を優しく愛撫していく。
撫でられ、突かれ、捏ねられて……
それと同時に、つんと尖った花蕾にも刺激を与えられる。
花澄は怒涛のように押し寄せる様々な感情に翻弄されながら、甘い叫び声を上げた。
「あ、……ぁあああっ」
「ここを捏ねるのがいいの? ……ほら、正直に言って?」