恋獄 ~ 白き背徳の鎖 ~
雪也は言いながら何度も花蕾を刺激する。
花澄は背を仰け反らせ、狂ったように何度も腰を跳ね上げた。
まるで快楽を貪るかのように腰が止まらない。
────なんだろう、これ…………。
体の奥から溢れ出した熱いものが、真新しいシーツに染みを作っていく。
花澄は訳がわからないまま絶叫した。
「あっ、……あ……、あぁぁぁっ」
「君は体の方がよほど正直だな。俺から逃げようとしてた君が、こうするだけで俺にしがみついてくる」
雪也の言葉に花澄ははっと我に返った。
いつのまにか花澄の腕は雪也の背に回り、爪を立てていた。
花澄は目を見開き、体を強張らせた。
と同時に、自らの痴態に消え入りたいほどの恥ずかしさを感じる。
……どうして、自分はこんなに……。