俺が教えてやるよ。


「…ねぇ、もうちょっと下げれない?」


「無理。」


「そんな……」



ムリだよそんなのー!


あたしにはできないー!


「誰が教えると思ってんだよ」


「え?」


「俺の言うとおりにすれば大丈夫だ」


「え……」


強気な瞳があたしを見つめた


その瞳で見られたらなぜか勇気が湧いてくる


あたしはコクリと頷いた


「よし。でも平均点取れなかったらー…」


「取れなかったら?」


「………お仕置きだな」


え?お、


「お仕置き!?」


「そ。とっておきの考えておくから」


ななな


「なに考えて…っ」


「なんだろうな。じゃあ俺、風呂入ってくるから」


「え、ちょっと…」


部屋に残されたあたし


ど、


「どうなるのよー!!」



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