フラットとシャープ
「あ・・・!」
そのストラップは昔、周平とふざけてお揃いで買ったものだった。
「これ、お姉さんのやろ?」
にかっと白い歯を見せながら笑うその顔には、少年のようなあどけなさを感じさせた。
慌てて由美子はその男性のもとに近づいた。
「あ、ありがとうございます・・・。」
ストラップを受け取ろうと手を伸ばした瞬間、男性はストラップを渡した瞬間にひょいっと由美子が持っていた地図を奪った。
「な・・・何するんですか!?」
「おー、これ・・・」
そのストラップは昔、周平とふざけてお揃いで買ったものだった。
「これ、お姉さんのやろ?」
にかっと白い歯を見せながら笑うその顔には、少年のようなあどけなさを感じさせた。
慌てて由美子はその男性のもとに近づいた。
「あ、ありがとうございます・・・。」
ストラップを受け取ろうと手を伸ばした瞬間、男性はストラップを渡した瞬間にひょいっと由美子が持っていた地図を奪った。
「な・・・何するんですか!?」
「おー、これ・・・」