フラットとシャープ
ふと、気が付けばすっかり外は暗くなっていた。


「あ、やばい。明日余裕持って出たいし、もう仕事切り上げよう。まぁまぁ頑張ったし、これ持って行けば大丈夫でしょ!」


ぽちっとパソコンのエンターキーをリズム良く押したと同時に、由美子のお腹が「グ〜」と絶妙なタイミングで鳴った。


「お腹空いた、、、。何か買いに行きますか。」


自分のお腹をさすりながら、由美子はパソコンの電源を切って画面を閉じ、外に出た。
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