フラットとシャープ
「わぁ、、、!」


由美子は、アパートの玄関に出た途端、思わず声を上げてしまった。


彼女の目の前には、夜の大阪のキラキラした街並みが映っていた。
東京とはまた違った、人の活気のある明るさだ。


「この景色も、なかなか大阪に来たって感じがするわね。」


そう思うと、由美子はだんだん楽しくなってきて、むしろ大阪生活を満喫してやろうと思った。
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