フラットとシャープ
そのままレジに並んでぼーっとしていると、何やら見覚えのあるような姿が由美子の視界に入って来た。


「あれ?大阪には知り合い居ないはずなんだけどな、、、。」


背の高い男性のひょうきんな感じの横顔が見えた時、由美子は嫌な予感がした。


「あ、あの人!?」


その男性は、今日由美子が大阪に来た時に落としたストラップを拾ってくれた人物だった。
< 42 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop