フラットとシャープ
「そうそう、あんたが探してた家、俺ん家の近くなんよ。だから、場所すぐに分かってん♪」


「え!?ち、近く、、、!?」


こんなロクでもない男と家が近いなんて、、、というか、家を把握されて居ることに恐怖を覚えた。


「お、今日はたこ焼きなん?そんな冷凍食品やなくても、今度俺が美味しいとこ連れてってやるで♪はい、俺の携帯番号♪」

そう言って、男性は紙切れのようなものを由美子が持っている買い物袋の中にひょいっと入れた。
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