ロボット少年
まぁ、本人はそんなこと考えてないんだろうけど。


「隼人兄ちゃんは?」


「そーだなぁ…」



ふと、司さんが言っていた事故を思い出した。



「…神様」


「神様?」


夏子が首を傾げる。


「これは、いい意味でも悪い意味でも、すごいとは思うよ」



2人とも、不思議そうな顔をしていた。


思わず、苦笑い。


何かを聞かれると、真剣に考えて、真面目に答えるのは、俺がB型だからかもしれない。
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