彼の寝息を聞きながら


「兄貴にはバレない様にするから、俺の女になってよ!」



「そんな事、私には出来な…んっ……」



言葉を遮る様に圭介が口を塞ぐ。



苦しいよ…カズ兄を裏切れないけど、圭介の思いにも答えてあげたい。



「絶対、カズ兄には内緒だよ?」



「うん…」



カズ兄が眠る横で、私達は声を殺して抱き合った。





END
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

旦那様は高校教師 2nd

総文字数/1,278

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
拝啓  私の初恋の人

総文字数/2,264

恋愛(実話)29ページ

表紙を見る
旦那様は高校教師

総文字数/273,783

恋愛(その他)743ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop