貴方を愛した
あたしは新聞紙を横に

4等分にハサミを入れる

それを 手で細長く裂く

雅樹も同じように

新聞紙を裂く

全部 裂いた新聞紙を

空気を含ませるようにまぜる

雅樹「何してんの?」

あたし「こうやって ふわふわにするの

ロアンがハウスの中に

持って入りやすいようにしてあげるの」

雅樹「へ~」

あたしはゲージの1階に

新聞紙を敷き詰める

あたし「エサ 入れて エサ箱 置いてあげて」

雅樹「ん」

砂入れに砂を入れて
「これも」

雅樹「ん」

2階部にハウスを入れて

ゲージを完成させる

あたし「ロアン 入れてあげて」

雅樹「お~」

ロアンは 落ち着かなくて

ずっと ゲージの中で

ガサゴソと音をたてていた

2人で しばらく ながめてた
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