貴方を愛した
あたし「ここのスーパー

すごく安いね

でも…人が…」

お客さんが多すぎて 流されてしまう

雅樹「結羽奈」

あたしの腕をつかんで 引き寄せる

雅樹「結羽奈が トロいの忘れてた」

あたし「ひど~い」

ニヤリと笑って
「俺の腕につかまってろ」

雅樹の腕につかまる

雅樹「結羽奈 それじゃ はぐれる」

あたしの腕を 雅樹の腕にからめる

雅樹「離すなよ」

あたし「うん」

雅樹「結羽奈 何 飲みたい?」

あたし「ポカリ…雅樹」

雅樹「ん?」

あたし「家にガムシロップある?」

雅樹「あ~ ねえな」

あたし「ガムシロップ 買って」

雅樹「かまわないけど…

結羽奈 顔色 わるいぜ?

どした?」

あたし「たぶん 低血糖」

雅樹「低血糖? 糖尿か?」

あたし「違う 貧血からくるんだって」

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