貴方を愛した
あたしも雅樹も ロアンのゲージを

のぞきこむ

雅樹「全然 音しないな?」

あたし「そっとしといてあげよ?」

雅樹「そうだな」

ふと 目が合う

フイとそらすと

顎を捕まえられて

雅樹の方に向けさせられる

雅樹「テレてんの?」

あたし「べ…別に」

雅樹「そんな 真っ赤な顔で言われても

説得力ゼロだな」

意地悪そうに笑う

雅樹の手から 顎を離そうとすると

雅樹「離さない」

そう言って 唇を重ねる

最初はソフトキスだったけど

だんだん激しくなって

あたし「ん…ま…さき」

雅樹「あんまし 声出すなよ?」

ベッドに ストンと座らせられる

唇に落とされたキスは

あらわになった胸に落とされる
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