貴方を愛した

あたし「ロアン こんにちは」

しばらくロアンと遊んで

ゲージにもどす



雅樹「結羽奈！ 結羽奈！」

声をかけられて

自分が寝ていたことに

気づく

あたし「ごめん 寝てた」

雅樹「もっと寝かせてやりたかったけど

病院に戻るまで 我慢だ

ボルシチ できたぜ

食べよう」

あたし「うん お腹すいた」

ベッドから降りようとすると

また 抱っこされてしまう

体が重い…

あたし「雅樹 ありがと」

雅樹「ん？ なんだ？急に」

あたし「めんどくさい彼女で ごめん」

雅樹「あほなこと言ってないで

座りな」

ダイニングのイスに

降ろされる

雅樹「食べようぜ いただきます」

ボルシチにサフランライス

ベーコンとじゃがいものスープ

どれも美味しそうだから

迷いながら

ボルシチを食べる

あたし「おいし～ 久しぶりの食事らしい

食事だ」

うっとりしながら

スープを飲む

あたし「雅樹 今度

お弁当を差し入れして」

雅樹は はははと笑いながら「了解」

といってくれた