愛のカタチ
それから僕はシフトを深夜から午後にしてもらい、また会えることを願っていた。
あれから、1週間が過ぎた日、彼女が来た。
友達であろう女性の人と…。
「何、買おっか?」
「莉子が好きなオレンジジュースと私が好きなコーラ。飲み物はこれで良くない?」
「もう、私が好きなジュース覚えたんだ(笑)」
「まぁね!」
2人のそういう会話が
聞こえた。
「莉子」って言うんだ…。
この日、僕は彼女の名前を知った。