お弁当の時間。
昼休み
キーンコーン…
バタバタバタ
ガラッ
「おぃ、桜!いい加減返すもん返せ!」
4時間目の終わりを告げるベルが鳴ると同時に、勢いよくドアが開く。
犯人は…
「ぁ…。ごめん、健介!このとーり!」
隣りのクラスの山南健介(やまなみ・けんすけ)、私の好きな人。
去年は一緒のクラスだった。最初は、友達みたいに喋ったりするぐらいだったけど、気付けば好きになってた。
今年のクラス編成で、違うクラスになってしまったから、かなり寂しい。けど、この前なんとか理由を作って、メルアドをGETした。それからは、何度もメールのやり取りをしている。
「また忘れたのかよ…。今日で一週間だぞ?」
両手を合わせて謝る私を見て、健介は呆れた顔をした。
バタバタバタ
ガラッ
「おぃ、桜!いい加減返すもん返せ!」
4時間目の終わりを告げるベルが鳴ると同時に、勢いよくドアが開く。
犯人は…
「ぁ…。ごめん、健介!このとーり!」
隣りのクラスの山南健介(やまなみ・けんすけ)、私の好きな人。
去年は一緒のクラスだった。最初は、友達みたいに喋ったりするぐらいだったけど、気付けば好きになってた。
今年のクラス編成で、違うクラスになってしまったから、かなり寂しい。けど、この前なんとか理由を作って、メルアドをGETした。それからは、何度もメールのやり取りをしている。
「また忘れたのかよ…。今日で一週間だぞ?」
両手を合わせて謝る私を見て、健介は呆れた顔をした。