お弁当の時間。
「桜ぁ、俺にとっての五百円ってのはな、大っ好きな焼きそばパンと牛乳を食堂で買うための大切なものなんだぞ?!」
クラスに響き渡るようなデカい声でまくし立てる健介に、私は必死で謝った。
「だからごめんってば。ホントに悪い事したと思ってるんだから、ほら。」
お弁当箱を二つ、自分の顔の前で軽く振る。
健介には悪いけど、しばらくは小春の作戦を貫こう…
「…今日のおかずは?」
多少むくれながらも、箱の中身が気になる様子の健介。
「何気に楽しみだったりして…」
ちょっと期待して聞いてみる。
「…ばれた?」
うっ
うっ
嬉しいっっっっっ!!!!!
笑いながらそう答える健介をみて、胸がキュンとした。
好きな人の一言一言に、一喜一憂する、それが恋なのかなんて密かに思う今日この頃…
「…おぃ、大丈夫か?何一人でニヤニヤしてんだよ。」
「…えっ!?」
健介のせいでしょ?!
「ほら、行くぞ?」
「あぁ、ごめんごめん。」
こうして私たちはいつもの場所である屋上へと向かった。
クラスに響き渡るようなデカい声でまくし立てる健介に、私は必死で謝った。
「だからごめんってば。ホントに悪い事したと思ってるんだから、ほら。」
お弁当箱を二つ、自分の顔の前で軽く振る。
健介には悪いけど、しばらくは小春の作戦を貫こう…
「…今日のおかずは?」
多少むくれながらも、箱の中身が気になる様子の健介。
「何気に楽しみだったりして…」
ちょっと期待して聞いてみる。
「…ばれた?」
うっ
うっ
嬉しいっっっっっ!!!!!
笑いながらそう答える健介をみて、胸がキュンとした。
好きな人の一言一言に、一喜一憂する、それが恋なのかなんて密かに思う今日この頃…
「…おぃ、大丈夫か?何一人でニヤニヤしてんだよ。」
「…えっ!?」
健介のせいでしょ?!
「ほら、行くぞ?」
「あぁ、ごめんごめん。」
こうして私たちはいつもの場所である屋上へと向かった。