不良校サバイバル~イケメンたちとtrouble days~




それを考えると、あんな風に邪険に接するのは申し訳なかったかも。




「でも、メアドメアドってうるさいから…」


「ま、まぁ。それはあれじゃん?お、お近づきの印だし?」


「………」




今、ちょっとだけ総也を見直したのに、後悔した…。





「っていうかぁ!さーっきからあんた!なーに光の紗雪を呼び捨てで呼んでんのよぉ!図々しい!馴れ馴れしい!立場を弁えろチャラ男!」


「なっ…!いつから紗雪が光のものになったんだよ!お前こそ弁えろ変態!」


「光のどこが変態だっていうのよ!?」


「あぁ?お前お……」





バコーーーンッ!!!!





あ、…。



総也が何かを言い出そうとすると同時に、光が近くにあった新聞紙で総也の頭を思いっきり叩いた。





「いってぇー!てっめ…!」


「あんたが余計なこと言うからでしょ!!」




……??



な、何を言おうとしてたんだろう、総也…。




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