不良校サバイバル~イケメンたちとtrouble days~




し、親友…!?



話が飛躍し過ぎじゃない…?





あたしが目をまん丸く開けて笑顔の彼女を凝視していると、




「あ、そうだ!光に新しい親友が出来たこと、皆にも教えてあげなくちゃっ♪」




ふいに葛城さんはポケットから携帯電話を取り出して、誰かに連絡し始めた。





あたしはその間も何も言えずにただ黙ってその様子を聞き流してることしかできなくて。





「あ、稟ー?棗来てるー?えー?今日もサボりぃ?最近多くなぁーい?」



目の前で突然電話し始めた葛城さんは、本当に今の出来事を友達に報告するようだ。





っていうかあたし、友達にはなるとは言ったけど、親友とは一言も……。



そもそもその段階早すぎない…?




あたしはたった今出会ったばかりの彼女を横目に、心の中でため息をついた。




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