不良校サバイバル~イケメンたちとtrouble days~




本文
――――――――――――――
今日はごめん。
だけど、これだけは
わかってほしい。

俺は紗雪のこと、
マジで友達だと思ってるし、
この気持ちに嘘はないから、
これからもお前と仲良くしたい。


-END-




いつもは短文で、それでも可愛い絵文字をたくさん使ってきてくれる光。



だけど今日のメールはいつもみたいに短くないし、絵文字もない、光の気持ちを綴った、真っ直ぐなものだった。





光は本当に考えてくれている。



なのにあたしは、さっきもわざわざあたしを遅くまで待ってくれていた光にあんな風に接して……。




最低だ。





「光……ごめん…」




涙で顔がぐしゃぐしゃになる。



何て返信をすればいいのかわからなくて、気付けば光からメールが届いてから1時間近く経過していた。




そのまま深い眠りについていたあたしが次に目覚めたのは、翌日の朝だった。



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