不良校サバイバル~イケメンたちとtrouble days~
う…。
脅迫だ。脅迫じゃないか。
っていうか、そんなの犯罪でしょ…。
それでも流石にここまで言われて反抗する気にはなれず、あたしは諦めざるを得なかった。
「わ、わかったよ…。参加は、する…」
「うんうん♪わかればよぉし♪よし子さん♪♪」
ぐりぐりと強めにあたしの頭を撫でながら、嬉しそうに微笑む光に、あたしは笑い返すことができなかった。
あぁ。
どうしようか。
だって、あたしの男嫌いがなおるわけない。
忘れもしない、あの記憶。
絶対に忘れたりなんかしないんだから。