キミの隣にいたい。




「…蒼井、くん…」









「…はい」







「…この子…、この…子…っ」






優希菜の母さんは、泣いている。





きっと、わかったんだろう。






「この子…、優希菜よ…」







「きっと、そうですね!」







「だって、優希菜…目の下にホクロがあったのよ!…この子も、同じ場所にあるのよ…!」






あぁ、確かに優希菜は目の左下にホクロがあった。






その赤ちゃんも、目の左下にホクロがある。







< 229 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop