キミの隣にいたい。

嘘つき恋人



「…」

意味わかんない。



「だから、俺は優希菜さんのことを祐依さんから守るために嘘言ったんだ」




「…」


じゃあ、祐依のことなんとも思ってないってこと?




「優希菜、俺と偽物恋人にならない?」






優輝くんは、まるでうちとユキヤの話を聞いていたかのように

ユキヤと同じことを言った。




どうすればいいの?




「…ユキヤ」


うちは、ユキヤをみた。



「いいんじゃねぇの?俺とは友達だしな。カレカノじゃないし」



え?違うの?



ユキヤは、優輝くんに見えないように

ピースしていた。
















< 41 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop