キミの隣にいたい。
そう言った後、
うちは、席に座って宿題をしようと思ったら。
プリントには…
「最低」「バカ」「うざい」「男好き」とか、いろいろ。
「はぁ…」
ガタ…
みんな、うちの反応を楽しんでるように見える。
「どうぉ?ちょっとは、反省したぁ?」
祐依が言う。
「最低。うざい。バカ。男好き。その言葉、そっくりそのまんま返してやるわよ!って言いたいところだけど神経を無駄に使うからしない。アンタ、優しい心なくなっちゃったの?可哀想にね?そう思うけど、うちはアンタを助けたりはしない。後悔するからね」
「1人じゃ、何もできないくせに」
「それは、アンタの方でしょ?」
「違う」
「あっそ。勝手に言ってたら?」