キミの隣にいたい。

「…いったぁ~」



痛い部分を確認すると、

ちょうど角に脚をぶつけたみたいで…。




脚は、切れて血が出ていた。





「あぁっ、ごめん。優希菜さん…」


猪井が、うちに駆け寄る。


倉地は、申し訳なさそうにひたすら謝り続ける。




「優希菜、ごめん。…マジでごめん」



謝るなら、最初からそんなことしなければいいのに…。













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