キミの隣にいたい。


ガラッ…



今度は、誰?と見上げると…



「あ」



優輝くん。






「何してんの?」




「あ、梅ちゃん。俺が倉地と喧嘩しててさ、優希菜さんに倉地が突っ込んでったんだよ」

猪井が言った。

倉地のせいにしてるけど、猪井が押したからこうなってるのに…。

やな奴。


両方悪いんだけどね。



「…怪我してんじゃんっ」



優輝くんが、うちに駆け寄ってきた。




「お前ら、もう早く帰れ。日直の邪魔」

すると、2人はおとなしく教室から出て行った。

< 7 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop