私の太陽はキミ
「は…ると……?」
本当に陽翔なの…?
幻じゃないの…?
視界がぼやけて陽翔の顔がはっきりとは見えない。
「本当に陽翔なの…?」
「そうだよ、どうした?」
陽翔…っ
陽翔の胸に飛び込んだ。
そして、子供みたいに泣いた。
「どうしたんだよ、そらぁ?泣くなよぉ」
陽翔の心配そうな声に、……
また涙が出た。
「陽翔…陽翔…っ」
「俺はここにいるよ。大丈夫、お前のそばにいてやるから」
「本当に…?ずっと…?」
「あぁ…。ずっといてやる。だからもう泣くなって…」