私の太陽はキミ


「陽翔の方が優しいよ…こんなに相談にのってくれて」



「ううん、優しくないよ。空以外に相談なんてのったことないし」




陽翔…?


その言葉の意味って……



どういう意味…?




私…そんなこと言われたら……誤解しちゃうよ…?




「嘘だぁ…絶対いろんな子に相談のってるでしょ?」



可愛くない私。



どうして、素直に陽翔の言葉を



受け取ってあげることができないのだろうか。




「嘘じゃない。本当だって」


私の目を見てそう言った陽翔。



そんなに…見ないで…。



ドキドキするじゃん…。




あれ…?でもなんでドキドキ?



何もドキドキするようなことなんて…


言われてないよね…?



もしかして…私、







陽翔の事が好きなの……?

< 17 / 36 >

この作品をシェア

pagetop