私の太陽はキミ


バタンッ――


洗面所の扉を開けて、陽翔の下着とパジャマを置いて


出ようとしたその時――――



ガタッ…。


「そ、ら…?」



声のしたほうに視線を向けると、


素っ裸の陽翔がこちらに視線を向けていた。



「きゃあぁぁぁぁっぁぁぁ!…」



「ちょっ…空!落ち着けって!」




「いやぁ!こっちに寄ってこないで!」




「あ、ワリィワリィ…お前こんなとこで何してんの…?もしかして…ストーカー?」



「違うよっ!!!陽翔がパジャマと下着忘れてると思って、持ってきたんだよ!」




「あ~そうなのか。てっきり…俺ストーカーかと思った」



「違うからっ!」



「わかってるって。あ、ありがとな」



「う、うん……じゃあ戻るから…」



「あぁ、うん。空、ほんとは俺の体見たいんじゃないの?」


ニヤリ。


陽翔は意地悪な笑みを浮かべてそう言った。



「ばかぁぁぁ!!」


バタン―――


もう!何考えてんのよ…!



陽翔の変態!


ふんっ!
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