私の太陽はキミ


「ただいま~」


あ、陽翔が帰ってきた。




「おかえり~!」



「おう!空、いつ帰ってきたんだ?」



「ん?なんで?」



「いや、制服着てるから今帰って来たのかな~と思って」



「そういうことか。ついさっきだよ」



「そっか。よし、じゃあご飯食べる?」



「食べる!今日、何のご飯?」



「今日は~オムライス!」



「オムライス!?やったぁ!」



「ふふふっ。よし今から作るかんな?」



「は~い!」



陽翔は、ここ一ヶ月ずっとご飯を作ってくれている。



しかも、毎日料理を変えて。



そして、私が喜んでると、



すごく優しい顔をして笑うんだ。



ホントに陽翔は優しんだね。



…あっ!


陽翔のこと何も知らないから、


聞いちゃおっと。
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