私の太陽はキミ
「え…あ、うん。助けてくれてありがとうございました!」
やばいよ…超イケメンだ…。
「いや、別に睨んだだけだから、礼なんていらないよ。てかこんな遅くに女の子が一人で何やってんの?もしかして夜遊び?」
「違うよ!ただ時間潰しに何しようか考えてたらさっきの人たちが話しかけてきたの!」
「あーそうなんだ。なんで時間潰し?」
なんでこの人、初対面なのに聞いてくるんだろう。
図々しい人だな。
「別に…。どうでもいいじゃん。あんたはこんなとこで何してんの?」
「俺?俺はコンビニよって今から家に帰るとこ」
「そうなんだ。こんな夜中にコンビニ行くの?」
「あぁ。ちょっと酒飲みたくなって…」
「はぁ!?お酒はダメでしょ!未成年なのに!」
私、不良だけどいくらなんでもお酒は飲まないよ。
体に悪いし…。
「あんたこそ何言ってんの?俺、未成年じゃないんですけど」
「え…?そうなの?てっきり18か19くらいに見えたんだけど…」
顔は可愛いし童顔だから絶対二十歳超えてないと思ってたんだけどなー。
「違うし。今、二十歳」
「そうなんだ。大人の世界に入ったばっかりだね」
「あぁ…そうだな。入ったばっかりだけど疲れたよ」
なんで、そんなに悲しい顔をするんだろう。
さっきの涼しい顔はどこにいったの…?
一体…その目の奥には何が隠れているんだろう。
初対面なのに…なんか…あんたのこと放っておけない。
「何か、嫌なことでもあったの…?」
私が小さい声で聞いてみると…彼は私をちらっと見てすぐ逸らし、空を見上げた。
「お子ちゃまは、そんなこと聞かなくていいんでちゅよ~」
彼はさっきの悲しい顔じゃなくて笑顔で言った。
「もう!こっちは真剣に聞いてんのに!」
「ハハ…いいんだって俺のコトなんて聞かなくて…」
ほら…また悲しい顔になってるよ…。
そんなに辛いことがあったの…?
どうして誰にも相談しないの…?一人で抱え込んだらダメだよ…。
一人で抱え込むと余計に苦しくなるんだよ…。
「ふぅ~ん」
「もうそろそろ帰った方がいいんじゃね?」
「そうだね、もう帰ろっかな」
「自分の家なのになんでそんな落ち込んだ顔して帰んの?」
あんた…優しいんだね。
自分も辛いはずなのに見知らぬ他人に心配してくれてんだ。
「いや、私…自分の家じゃないから。友達の家なの」
「え?そうなの?なんで?自分の家は?」
「あるよ。でも帰りたくないんだ…あんな家…っ」
ダメだ…あの家を思い出したら涙が出てくる…。
「ごめん…こんなこと聞いて…もう話さなくていいから」
彼は私をそっと抱きしめた。
やばいよ…超イケメンだ…。
「いや、別に睨んだだけだから、礼なんていらないよ。てかこんな遅くに女の子が一人で何やってんの?もしかして夜遊び?」
「違うよ!ただ時間潰しに何しようか考えてたらさっきの人たちが話しかけてきたの!」
「あーそうなんだ。なんで時間潰し?」
なんでこの人、初対面なのに聞いてくるんだろう。
図々しい人だな。
「別に…。どうでもいいじゃん。あんたはこんなとこで何してんの?」
「俺?俺はコンビニよって今から家に帰るとこ」
「そうなんだ。こんな夜中にコンビニ行くの?」
「あぁ。ちょっと酒飲みたくなって…」
「はぁ!?お酒はダメでしょ!未成年なのに!」
私、不良だけどいくらなんでもお酒は飲まないよ。
体に悪いし…。
「あんたこそ何言ってんの?俺、未成年じゃないんですけど」
「え…?そうなの?てっきり18か19くらいに見えたんだけど…」
顔は可愛いし童顔だから絶対二十歳超えてないと思ってたんだけどなー。
「違うし。今、二十歳」
「そうなんだ。大人の世界に入ったばっかりだね」
「あぁ…そうだな。入ったばっかりだけど疲れたよ」
なんで、そんなに悲しい顔をするんだろう。
さっきの涼しい顔はどこにいったの…?
一体…その目の奥には何が隠れているんだろう。
初対面なのに…なんか…あんたのこと放っておけない。
「何か、嫌なことでもあったの…?」
私が小さい声で聞いてみると…彼は私をちらっと見てすぐ逸らし、空を見上げた。
「お子ちゃまは、そんなこと聞かなくていいんでちゅよ~」
彼はさっきの悲しい顔じゃなくて笑顔で言った。
「もう!こっちは真剣に聞いてんのに!」
「ハハ…いいんだって俺のコトなんて聞かなくて…」
ほら…また悲しい顔になってるよ…。
そんなに辛いことがあったの…?
どうして誰にも相談しないの…?一人で抱え込んだらダメだよ…。
一人で抱え込むと余計に苦しくなるんだよ…。
「ふぅ~ん」
「もうそろそろ帰った方がいいんじゃね?」
「そうだね、もう帰ろっかな」
「自分の家なのになんでそんな落ち込んだ顔して帰んの?」
あんた…優しいんだね。
自分も辛いはずなのに見知らぬ他人に心配してくれてんだ。
「いや、私…自分の家じゃないから。友達の家なの」
「え?そうなの?なんで?自分の家は?」
「あるよ。でも帰りたくないんだ…あんな家…っ」
ダメだ…あの家を思い出したら涙が出てくる…。
「ごめん…こんなこと聞いて…もう話さなくていいから」
彼は私をそっと抱きしめた。