【続】意地悪なご主人様
・・・

とある週末。

いつものように、出かけて行った夏樹。

・・・

オレは気になったが、

あいにく仕事で、

夏樹と離れることに。

・・・

「真鍋部長お疲れ様でした」

「遠藤、気を付けて帰れよ?」

「・・・はい」

・・・

取引先で部下と別れたオレは、

店頭に並ぶ物に、目を奪われた。

・・・

夏樹に似合いそうなピアス。

・・・

オレは迷うことなく、

それを購入すると、

鞄の中にしまった。

・・・

そして目線を上げたオレは、

持っていたカバンを、

落としてしまった。
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