【続】意地悪なご主人様
「他の人にそう言ってもらえると、

少し肩の荷が下ります」


「いい旦那様でよかったですね」


「・・・はい!

それじゃあ、また明日」


「はい、また明日、さようなら」


「さようなら」

・・・

私は遥斗の手を、

飯田先生に向かってバイバイさせた。

飯田先生も、

ニコッと笑って手を振ってくれた。

・・・

男の先生って、

ちょっと怖かったけど、

本当にいい先生だなあと、

思えてならない。

・・・

簡単な買い物を済ませ、

家に帰った私は、家事をこなす。

食事を作り、お風呂の準備。

・・・

離乳食を食べさせていると、

携帯が鳴り始めた。
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