【続】意地悪なご主人様
夏樹side
・・・
帰りの新幹線の中。
「で、仕事は上手く行ったのか?」
「・・エ?・・はい、無事に」
・・・
1時間近くもあったのに、
会話はこれだけ。
・・・
やっぱり怒ってる・・・よね。
うそ、ついたんだもん。
・・・
駅に降り立った私たち、
先に歩く巧の後ろを、
無言で歩く私…
どうやって謝ったらいいのか・・・
・・・
でも、本当のことを言ってたら、
出張に行けなかったかもしれないし。
仕事は楽しいから、辞めたくない。
・・・
だから嘘までついて、
この出張をした。
・・・
家の中に入っても、
未だに口を開こうとしない巧に、
「ウソついて、ごめんなさい」
帰りの新幹線の中。
「で、仕事は上手く行ったのか?」
「・・エ?・・はい、無事に」
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1時間近くもあったのに、
会話はこれだけ。
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やっぱり怒ってる・・・よね。
うそ、ついたんだもん。
・・・
駅に降り立った私たち、
先に歩く巧の後ろを、
無言で歩く私…
どうやって謝ったらいいのか・・・
・・・
でも、本当のことを言ってたら、
出張に行けなかったかもしれないし。
仕事は楽しいから、辞めたくない。
・・・
だから嘘までついて、
この出張をした。
・・・
家の中に入っても、
未だに口を開こうとしない巧に、
「ウソついて、ごめんなさい」