俺様男子の甘い誘惑
「ちょっ……!!ちょっと、拓海ぃ!?手、手、てぇええ!!!」
「葉月、シーっ」
と言って、拓海は自分の唇の前に人差し指をたてている。
…シーっじゃないわよ、本当。
こんなこと……。手なんか繋がれることってなかなかないんだから。それに、異性とつなぐって何年ぶり?
ってか、拓海ってやっぱり天然なんだろうか…?手をつなぐってことも躊躇わないなんて。
「っもう!」
拓海の後をついていった私。