赤ずきんと双子のおおかみ
「兄?!他にもおおかみがいるのか?!」

「はい。でも、兄があなたを食べることはありません。」

「。。。。。。。。。」

少女は、落胆を隠しきれない表情を見せた。

雑木林を抜けて、そこからまた道が広がっていた。


「もうすぐ着きます。」

青年が指差した先には、小さな光が見えた。

その光がどんどん大きくなって、一軒の家になった。

「ただいま。」

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